最近
みのもんたさんが
パーキンソン病であるという
ニュースが報じられました。
私は学校で習うまでは
パーキンソン病を知りませんでした。
きっとまだ知らない人も多いと思ったので
今回はパーキンソン病について
書いていきたいと思いました。
パーキンソン病とは
中脳にある黒質の変性により
ドーパミン不足となり
運動時のブレーキが
効きすぎてしまい
身体が動かせなくなる疾患です。
50歳代に多いのですが
40歳代での発症は
若年性パーキンソン病といわれます。
4大症状
①安静時振戦
じっとしているときに
手足に震えがみられ
動作時には震えが止まります。
指先で丸薬を丸めるような動き
(pill-roling tremor)と
踵を床に打ち付けるような動き
(tapping様現象)がみられます。
②無動
無表情で一点を見つめる仮面様顔貌や
書いている字がどんどん
小さくなっていく小字症がみられ
声が小さくなったり
動作が遅くなったりします。
③筋強剛(固縮)
他動的に動かそうとすると抵抗します。
最後まで一定の強さで抵抗する
鉛管現象と
④姿勢保持障害
顎は前に突き出し
上半身は前かがみになり
膝を軽く曲げた姿勢をとります。
これらの他にも
・歩行障害
足を前に出せないすくみ足や
足をすって歩くすり足
小刻みにちょこちょこ歩く小刻み歩行
がみられます。
さらに歩き始めると
前のめりになって加速し
止まれなくなる突進現象もみられます。
・自律神経症状
便秘や排尿障害
起立性低血圧などがみられます。
・精神症状
抑うつや不安
認知症や睡眠障害などがみられます。
治療は
薬の服用とリハビリを行います。
薬物療法では
薬の副作用がさまざまなので
量の調節などが重要になります。
リハビリは
手拍子に合わせたり
床にテープを貼ってまたいだりして
歩く練習を行います。
私はまだ実際に
パーキンソン病の方には
あったことは無いのですが
みのもんたさんのニュースを聞いて
身近に感じました。
ではまた(‘ω’)ノ