みなさん、
学校で後ろの人に
プリントを渡そうとしたとき
自分の椅子の背もたれや
後の人の机に肘を強くぶつけて
「!!ジーン!!...。」
となった経験ありませんか?
経験したことないという人は
私はみたことがありません。
誰かが肘をぶつけると
周りのみんなが共感してくれます(^^♪
実は
その現象には名前があり
『ファニーボーン
(Funny bone)』
といいます☝
Fnnny :おかしな
bone : 骨 という意味です!
おもしろいですよね(≧▽≦)
ファニーボーンとは
肘の内側の少し後ろを通る
「尺骨神経」への強い衝撃により
痛みやしびれが生じています☝
尺骨神経は
肘から指先までの小指側の範囲を
支配している神経です。
神経は骨や筋肉に守られているのですが
尺骨神経だけは皮膚に近い部分にあります。
そのため
障害されやすい神経になっています。
ファニーボーンは一時的な障害になります。
尺骨神経は
肘の内側の少し後ろのへこんでいる
尺骨神経溝という溝にある「肘部管」と
手首の小指側にある「ギオン管」という
トンネルのような構造の中を通っています。
それぞれのトンネルの中で
尺骨神経が締め付けられたり、
引っ張られたり、こすれたりして
障害されると小指側に
しびれや痛みが生じます。
これらを
「肘部管症候群」
「ギオン管症候群」といい
スポーツや仕事での使い過ぎ
子どもの骨折あとの変形
ガングリオンなどの腫瘍
長時間のハンドル把持などが
原因となっています。
絵でまとめるとこんな感じです⇩
肘の尺骨神経溝と肘部管は
自分でも触れるので触ってみてください☝
ファニーボーンのあとでも
ファニーボーンの関係がないときでも
小指のしびれや痛みが続くときは
肘部管症候群・ギオン管症候群の
可能性があります。
病院を受診する場合は整形外科へ!
特に学生さんだと
この豆知識を自慢できると思うので
誰かが肘をぶつけたときには
「それ、ファニーボーンっていうんだよ
おかしな骨っていう意味だよ(^-^)」
とドヤ顔をしながら言ってください。笑
ではまた(‘ω’)ノ